真偽の判別

某所から引用しますが(引用しなくても一般的な問題ですが)

何を書いたかではなく誰が書いたかだけに依存した真偽の判別

真偽判別以前の発言というのありますが、真偽判別の問題としてみますと
「誰が書いたか」というのは真偽判別のための参考情報の一つでありますので、上記引用部分の問題性のキモは
「誰がかいたかだけに依存」の「だけ」の部分であるわけですが
文字通り「だけに依存した」真偽判別をしている人は多くはないと思いますし、まれに依存しきっている人の場合には、それは真偽判別以前のためにする主張と言わざるを得ないと思われますので、実際は程度問題だと思うのですが、「だけに依存性」が高い人というのは、やはり論理的な考え方が苦手または面倒くさい人なのだろうと思います。
何のための論理かを考えれば論理的に容易に導かれる結論ではありますが。